●ホーム > クワンソウ

クワンソウ
株式会社クレイ沖縄のクワンソウに関するページです。

クワンソウとは

クワンソウ(和名:アキノワスレグサ)は、キレイなオレンジ色の花が特徴的なユリ科の植物です。沖縄の気候に大変適していて、古くから自生し、以前はどこの家の庭でも栽培されていました。特に、沖縄本島の国頭郡今帰仁村のクワンソウ畑は有名で、8月中旬頃から11月中旬頃の花が咲く時期は、鮮やかなオレンジ色のクワンソウ畑が一面に広がり、美しい景色を見せてくれます。
 

沖縄伝統野菜28品目のひとつクワンソウ


クワンソウは、沖縄伝統野菜28品目のひとつに指定されており、花の部分はおひたしや、茎の部分は炒め物や天ぷらにするなど、沖縄では古くから、身近な食用野菜として親しまれてきました。今でも野菜の一種として日常的に食べられており、豚肉といっしょに煮込むなどの料理は人気があります。
 

クワンソウの利用法


沖縄では「ニーブイグサ」(沖縄の方言で眠り草の意)ともよばれており、琉球王国時代から島の眠り草として、睡眠を誘発し、不眠や興奮、イライラの解消に役立つ薬草として重宝されてきました。1832年に発行された「御膳本草」という書物の中で、琉球王朝時代の侍医頭、渡嘉敷親雲上がクワンソウについて次のように書き記しています。「身体の煩熱する(発熱による苦しさ)を治し、黄疸を除き、食を消し、温気を去り、不眠症を治す。久しく食せば身を軽くして目を明らかにする」。このように、沖縄ではクワンソウの鎮静・睡眠効果を琉球王朝時代から利用していたことがわかります。


 

クワンソウの作用


同志社女子大学薬学部では、従来から海外の薬用植物に含まれてる特殊なアミノ酸として報告されていたオキシピナタニンが、沖縄のクワンソウに極めて多量に含まれていることを見出しました。その後の研究により、クワンソウの生葉から濃縮液を精製し、さらに有用成分であるオキシピナタニンを大量抽出することに成功。その含量は、国内の植物の中で報告された中では最も高いことが明らかになっています。
   
メディア情報
共同研究大学
琉球大学農学部 同志社女子大学薬学部